「平和」と「民主主義」を考える新しいドラマのスタートに ~2日間にわたる議論から見えてきたもの~

2015年3月21日

田中弥生(言論NPO理事):工藤さん、お疲れさまでした。3月20日、21日の2日間にわたり「戦後70年、東アジアの平和と民主主義を考える」というシンポジウムを開催されましたが、終わってみての感想をお聞かせください。

今回のシンポジウムがスタートに

工藤:かなり成功したというか、スタートを切れたという感じです。私たちが掲げた「平和」と「民主主義」という価値が、今年の日本の社会にとって、みんなが考えなければいけないテーマだと感じていました。戦後70年という節目の年に、日本のあり方、つまり、民主主義のあり方や平和のあり方を本気で考えないといけないというのは、逆に言えば、そういう試練を日本が受けているということだと思います。